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第7回インタビュー
多士済々のチームでプロジェクトを進行
―キャリアアップをめざしたAIITで体験したPBL―

今回のインタビュイー

稲垣克比呂さん

稲垣克比呂さん
小山PBLにて『オープンソースを活用したシステム(Webアプリケーション等)の開発』に取り組む。

AIITに進学した理由を教えてください。

稲垣 私は経営学部を卒業後、IT業界で仕事をしていました。社会人になって5年ほど経ち、キャリアアップをめざして転職を考えていたのですが、その前にITの体系的な勉強をしたいとの思いを強くしたのです。ITの専門教育を受けたことはなく、仕事をしながらスキルを身につけていたからです。ちょうどその頃、WebのニュースサイトでAIITの学生募集に関する記事を見つけました。講義などは夜間が主で通いやすく、学費も私学等に比べ低水準だったので、進学を決めました。

小山PBLを選んだのはなぜですか。

稲垣 自分でサービスを考えて、つくりあげるプロジェクトに興味を持ったからです。プロジェクトのテーマは、オープンソース・ソフトウェアを用い、新たな機能を付加したサービスのシステムを完成させるものです。仕事にも直結しそうな、身近な感じを抱きました。

メンバーは4人ですね。

稲垣 はい。ソフトウェア開発会社やネットワーク関連、システム・インテグレータ系の企業など、みなIT系とはいえ会社や仕事の種類がまったく違っていました。多士済々といったところですね。まず3月に群馬に温泉旅行に出かけて、親睦を深めました。プロジェクトは4月スタートですが、どんなシステムをつくるのか、1人10のアイディアを持ち寄ることに決め、その中から1つに絞り込みました。オークション・システムの開発です。すでにいろいろなオークション・サイトがオープンしていて、おなじみのサービスではあるのですが、既存のサービスとは差別化した機能を付加したいという目標を立てました。

スムーズに進行したようですが…。

稲垣 メンバーそれぞれ、まるでキャラクターが違っていて、それがいい方向に作用したのかなという気はします。全員が使ったことのない言語でシステムを構築しようと決めましたが、これもメンバー全員の学修への意欲が高かったからだと思います。

次回はプロジェクトの成果について伺います。

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