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専攻長あいさつ

産業技術専攻長 中鉢 欣秀

産業技術専攻は、産業界で活躍する卓越した高度専門職業人を育成するカリキュラムを構成し、PBL型学修を含む実践的な教育を行っております。本専攻は、事業設計工学コース、情報アーキテクチャコース、および創造技術コースの3つの学位プログラムから構成されています。本専攻を修了することで、それぞれ「事業設計工学修士(専門職)」、「情報システム学修士(専門職)」、および「創造技術修士(専門職)」の学位を取得できます。これらの学位は、修了生が高度な専門職人材として必須とされる学業を修めたことを示す証であり、学位授与式で修了生が受け取る学位記は国際的に通用する証明書です。

本専攻のカリキュラムの特徴として、1年次に高度専門職業人に必要とされる知識や技能(スキル)を修得できる講義・演習型科目を履修します。2年次のPBL型科目では前期・後期のプロジェクト活動を通し、優れた業務遂行能力(コンピテンシー)を獲得します。コンピテンシーとは、「優れた成果を生み出す個人の能力や行動特性」のことです。従来型の知識や技能を教える教育や学術研究をターゲットにする教育だけでは、優れた成果を生み出す人財を育成することはできません。実務に即したゴールを設定し、チームにより高度な課題の解決に取り組むプロジェクト型学修(PBL)を通して、個人の行動が変容し、ひいては高度な業務遂行能力が身に付くことを狙います。

本専攻は、多様な背景をもつ社会人が「大学院生」として学び直しをするための仕組みも備えています。生涯学習の重要性が指摘される中、多くの方に本学での学びの門を叩いて頂けるように、様々な入試の形態を用意しています。本専攻に興味を持ってくださったら、まずは、説明会にご参加ください。皆さんと本学でお目にかかれることを、本専攻の教員一同、楽しみにお待ちしております。

東京都立産業技術大学院大学
産業技術専攻長
松尾 徳朗

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