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東京テックイノベーションプログラム
~令和7年度の講義は終了しました。~

東京テックイノベーションプログラム

Learning Plan|学修計画

各授業科目の目的、到達目標、評価方法、スケジュール等をシラバスで明示しています。学びの全体像を把握する手がかりとなり、学修プランが立てやすくなりますので、ご確認ください。

3つの修得目標と科目体系

授業概要

修得目標1
イノベーティブな製商品/サービスの設計法の習得
修得目標2
ビジネスモデル設計とプロジェクト推進法の習得
修得目標3
事業設計力の習得
特別演習

急成長を遂げている企業や東京都の研究機関を訪問し、最新技術、資金調達、人材育成、顧客獲得などの成長を支える仕組みや戦略を学んだ後に、グループワークで新規事業の設計とプレゼンテーションに取り組みます。

  • 特別演習1
    東京都立産業技術研究センターを訪問し、 IoT技術の応用例、自律型ロボットなどを見学の後、センター保有技術の活用方法などを討議するグループワークを行います。
  • 特別演習2
    ものづくり企業2社(ベンチャーキャピタル、スタートアップ支援プラットフォーム、ものづくり会社など)の見学と経営者へのインタビューの後、社内外状況を分析し、履修生が経営方針を策定し、発表します。
  • 特別演習3
    ここまでの学修内容を踏まえて、グループワークを通じて能動的かつ相補的に起業/新規事業案を設計し、プログラム最終日に発表を行います。

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Program Outline|プログラム概要

東京テックイノベーションプログラムは起業や事業継承に取り組む方々を対象に、東京のものづくりテクノロジーを実際に見て学び、新しいビジネスアイデアを生み出す具体的な手法を短期間で修得できる履修証明プログラムです。令和7(2025)年10月1日から令和8(2026)年2月までの合計78時間の講義を通じて、大学院(修士)レベルでの学び直しを推進してまいります。多様な世代やバックグラウンドを持つ履修生が教室での講義、グループワーク、ディスカッションを通じて、能動的かつ相補的に学び合いながら実践的な知見を深める内容となっています。

さらに、東京都立産業技術研究センターやものづくり企業を実際に訪問し、革新的な技術を活用して成長を遂げている経営現場に触れる機会を提供。アイデアを机上の空論で終わらせることなく、実践的なマネジメントの現場を体感しながら、実務に活きる知識とノウハウを身につけていきます。

本プログラムでは、全ての講義がオンラインで受講可能。場所を問わずにどこでも学びを深めることができます。全ての科目に合格し、修了要件を満たした方には、「履修証明書」を交付いたします。

修了生インタビュー(YouTube)

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Post-program support|AIIT起業コミュニティ

AIIT起業コミュニティは、東京テックイノベーションプログラム、シニアスタートアッププログラムの修了生・受講生のためのサポート制度です。起業に必要な知識・技術・計画立案を継続的に高めることを目的とし、修了生・受講生が主体となり、事業化に向けた研究や検討を深め、実践的な学びを仲間とともに積み重ねる場として機能します。

コミュニティには専任教員がアドバイザとして参加し、活動の方向性や研究テーマの深化を支援。研究を継続できる環境を提供し、在学中に培った専門性やネットワークを今後に向けて発展させることができます。起業に向けた挑戦を継続したい方に、実践的かつ発展的な活動の場を提供する制度です。

東京テックイノベーションプログラム、シニアスタートアッププログラムの修了生・受講生のみなさまはぜひご利用ください。


Activities
|学修の流れと受講科目レポート

開講後に履修証明プログラムがどのように進行するかを時系列でレポート。
2026年3月予定の修了式まで、記事を掲出してまいります。

10月1日、令和7年度東京テックイノベーションプログラム 開講。

初回講義

起業に向けての履修証明プログラム「令和7年度東京テックイノベーションプログラム」を開講しました。

起業を志す社会人向けの履修証明プログラム「令和7年度 東京テックイノベーションプログラム」がスタートしました。

初回講義では、参加者による自己紹介と出願論文のミニプレゼンに続き、担当の牧野教員からプログラム全体の構成が発表されました。中でも、1月末をゴールとするグループワーク形式の新規事業計画策定は、本プログラムの中核をなす取り組みです。チームでアイデアを持ち寄り、議論を重ねながら事業構想を具体化していくプロジェクトが始まります。

さらに、修了後には、グループワークで構築した事業計画をもとに、社会人が参加できるビジネスコンテストへの挑戦も予定されています。計画を磨き上げ、現実のビジネスとして展開する機会が広がっているのです。
この挑戦が、どのような展開を見せるのか、今後、注目ください。

11月1日、特別演習で注目スタートアップを訪問。

アクセルスターズ訪問

「睡眠を解明し、新たな医療を創造する」。東京大学と連携するスタートアップ、株式会社ACCELStarsを訪問しました。

10月からイノベーションマインド実践論、意思決定概論を含む講義全般がスタートした東京テックイノベーションプログラムですが、11月1日に学外の特別演習の見学先として訪問したのが、東京大学アントレプレナープラザにオフィスを置く株式会社ACCELStars。ウェアラブル機器から得た精度の高いデータとAIアルゴリズムを組み合わせて、質の高い睡眠を検査するサービスをワールドワイドで展開しています。 
https://accelstars.com/

今回は施設訪問を通じて以下のテーマを討議し、起業における意思決定と戦略を学びました。

□スタートアップ期におけるニッチマーケットの捉え方
□AI活用によるデータ解析の効率化と、経済的メリット
□アカデミアやステークホルダーとの関係とリファレル構築のポイント
□競合の模倣を防ぎ、技術的優位性を確保するパテントマネジメント

印象的だったのは、「やらないことを決める」ことの重要性。創業期には、何に注力し何を切り捨てるかを即時に明快に判断しなければならないことが実感できました。

これから履修生は見学で得た学修成果をもとにSWOT分析を含む実習に取り組んでいきます。

12月5日、ロボットから3Dプリンターまで――先端技術を一挙に体験。

特別演習1

試験・評価・試作の先端拠点、東京都立産業技術研究センターで製品開発を支える最新技術を学びました

この2か月で全11科目中、6科目が終了した当プログラムですが、12月に訪問したのが東京都立産業技術研究センター。製品開発や品質評価における課題発見に優れた先端設備を完備し、試験・分析・試作・技術相談など幅広いサービスを提供している公設試験研究機関です。
https://www.iri-tokyo.jp/

今回は特別演習の一環として以下の設備を見学し、事業開発にあたっての関連技術の整理、事業ヒントの発掘、アイデアの具体化といった演習を実践しました。対象となった施設は以下となります。

• DX推進センター(ロボット・IoT・5G)  
移動型サービスロボットの安全試験設備を備える

• 半無響室(騒音・振動評価)
エンジン付き機器にも対応する騒音測定室

• 樹脂粉末対応の3Dプリンター
プラスチック部品のパーツ試作に対応

• 塗装工程VOC削減技術(実演)
塗装工場での揮発性有機化合物抑制手法を見学

見学修了後に出された課題は「これらの技術や科学的な方法を、自分たちのグループワークにどう活かせるかを考えてみましょう」というもの。単に設備を知るだけでなく、科学的な検証を事業アイデアにどう取り入れるかの構想力が必要です。履修生には多様な先端技術を一度に見学できる希少な機会でしたが、初めて触れる技術も少なくなく、まずはふりかえりを重ねて理解を深めることから始まります。

この演習で得た知識と視点は、1月末がゴールのグループワークによる新規事業計画策定に活かされます。本プログラムの中心課題である『事業アイデアの具体化』に向けて、ここからが本番です。

1月17・24日、人気のプログラム固有科目、スタートアップと会計

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資産・負債・純資産の関係を示すバランスシートを読み解き、事業の信頼性と成長可能性を判断する方法を学びました

東京テックイノベーションプログラムの特徴は、新規事業案設計のためのグループワークと都内の注目企業や団体を見学する演習ですが、ほかにも起業のために7つの専門科目が用意されています。とりわけ履修生の評価が高いのは、都内で会計事務所を経営する田中靖浩先生による「スタートアップと会計」の講義です。事業経営のための数字の読み方をわかりやすく面白く学ぶことができます。

講義の大きなテーマは、財務会計・管理会計・ファイナンスという3つの視点を持ち、過去・現在・未来を一貫して読み解くこと。バランスシートを通じて、取引先・顧客・債権者・株主そして従業員との関係性を判断し、事業の成長ストーリーをどう描くかがポイントです。

スタートアップで重要なことは、早期に採算シミュレーションを行い、数字を使ってビジネスモデルの確実性を検証すること。そして、サービス実践が少なく原価の計算が難しい段階では、価値基準型の価格設定が不可欠であり、価値をどう伝えるかが競争力に直結することを学びました。

履修生はこの講義のふりかえりをもとに、価値基準型価格設定のレポートを提出し、さらに現在進行中の新規事業案設計の収支計画に反映することになります。最終講義の新規事業設計の成果発表まで残り1週間の正念場です。

1月17日・31日、プログラムを締めくくる事業アイデアの具体化と発表

特別演習3

特別演習3では事前プレで得た気づきを本番プレにつなげ、グループ案を一段ずつ実践的な事業計画案へと仕上げていきました。

当プログラムを締めくくる特別演習3では、各チームはともに事前演習と本プレゼンを通じて、事業提案を実務レベルへと磨き上げました。講義時間は4.5時間ですが、実際にはその数倍の講義外活動が要され、顧客理解、価値の言語化、事業予算の検討やビジネスモデル設計など、実践を前提とした試行錯誤が続けられました。

本プログラムの特徴は、異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まることによる“視点の多様性”です。個々の経験が議論を豊かにする一方で、意見の幅が大きく、チームとして焦点を定めるのに時間を要する場面も見受けられました。しかし、こうした丁寧なすり合わせは事業計画を深めるうえで不可欠であり、最終的には「誰に・どんな価値を・どう実現するか」という事業の軸が明確になっていきました。

また事前演習にあたっては想定質問の洗い出しと回答づくりも行われた様子で、本プレゼンでは顧客の課題、その背景、提供価値、収益構造まで根拠をもとに整理され、実際のセールスピッチに遜色ない水準まで仕上がりました。

最後の講評では、スタートアップと会計の講師の田中先生から「テクノロジーに意識を寄せすぎず、顧客にどんな利点を届けられるのかを丁寧に考えてほしい」との指摘があり、価値の見せ方を改めて考える視点が示されました。また当プログラム専任講師の牧野先生からは「事業が順調に進まないときは、立ち止まって計画そのものを見直す姿勢も大切」との助言があり、柔軟に方向性を調整する重要性が語られました。

これで78時間に及ぶ全講義が終了です。今後は11科目の成績判定を経て、3月11日に修了式を迎えます。


Admission Guide|募集について【参考】

募集概要から要項、出願の必要書類をまとめました。
今後の出願検討にお役立てください。

プログラムに応募するには?【参考】

受講生募集の案内【参考】

※受講生の募集は終了いたしました。

  • 募集期間
    令和7(2025)年6月18日(水)から9月12日(金)午後1時まで
  • 出願資格
    シニア期における起業や事業継承に必要なスキルアップに関心がある概ね40歳以上の方であり、募集要項内の出願資格(1)〜(10)のいずれかに該当する者
  • 募集人員
    20人程度
  • プログラム受講期間
    令和7(2025)年10月1日(水)〜令和8(2026)年2月上旬の予定
  • 受講料
    99,840円(1,280円/ 1 時間×78時間)
  • 募集要項
    東京テックイノベーションプログラム 受講者募集要項

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プログラムで使用できる制度について

  • 一般教育訓練給付制度
    東京テックイノベーションプログラムは厚生労働省の「一般教育訓練給付制度」の指定講座です。これは、支払った教育訓練経費(授業料)の20%(上限10万円)が支給される制度です。
  • AIIT単位バンク制度
    本制度は、正規の学生として入学した際に活用できる制度です。修得した単位をAIIT単位バンクに蓄積し、本学正規学生として入学後に申請すると、入学前5年間分が既修得単位として認定され、その単位数に応じた授業料が減免されます(ただし、減免額は年間授業料を上限とします)。

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個人情報の取扱いについて

東京都立産業技術大学院大学では、個人情報の取扱いについて、法令に基づき以下のとおり適正に取扱いますので、予めご了承ください。

  1. 本プログラムへの出願の際にお知らせいただいた氏名・住所等の個人情報については、①プログラム受講者選考(出願処理、選考実施及び合格発表等)、②プログラム受講手続き(受講料徴収等)、③教務関係(学籍管理及び修学指導等)に関する業務を行うために使用します。
     また、プログラム受講時の学修状況等、出願手続以外のデータとともに、本学での学びや学生生活の改善、広報活動に役立てることを目的として使用します。さらに、本学における教育改善、学術研究を目的として使用することがあります。調査・分析結果は、個人が特定できない形に処理されて学内外に公表されることがあります。
  2. 上記業務のために、本学より一部の業務委託を受けた業者が、個人情報について適正な管理のために必要な措置を講じた上で、その全部または一部を使用することがあります。
  3. 個人情報及びプライバシー情報保護のため、出願手続の実施において取得した個人情報は、それが記載された書類及びデータ自体のいずれの形においても、厳重に秘匿されます。

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お問合せ先

東京都立産業技術大学院大学 東京テックイノベーションプログラム担当
mail:tokyo-tech-innovation[at]aiit.ac.jp
※メール送信時は、[at]を@に変えてください。

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