English

講義内容紹介

情報アーキテクチャコース

1年次はプログラミングからマネジメントまで、IT関連領域の知識体系を広範にカバーする講義・演習から科目に よって、「情報アーキテクト」としての知識とスキルを修得します。

2年次は独自のメソッドを駆使したPBL型科目でのプロジェクト演習によって、1年次に修得した知識・スキルの 定着・活用経験と、「情報アーキテクト」としての業務遂行能力(コンピテンシー)を修得します。

講義内容紹介

科目群INDEX

  • IT系科目群
    ネットワークシステム特別講義、セキュアシステム管理運用特論、IoT開発特論、システムプログラミング特論、ネットワーク特論、オブジェクト指向プログラミング特論、システムソフトウェア特論、情報アーキテクチャ特論1、情報セキュリティ特論、OSS特論、データベース特論、データ分析特論、データ分析実践特論、クラウドインフラ構築特論、データマネジメント特論
  • エンタープライズ系科目群
    コミュニケーション技術特論、情報アーキテクチャ特論2、情報アーキテクチャ特論3、情報システム特論2、情報ビジネス特別講義1、情報ビジネス特別講義3、サービスサイエンス特論
  • システム開発系科目群
    ソフトウェア工学特論、フレームワーク開発特論、セキュアプログラミング特論、クラウドサーバ構築特論、情報セキュリティ特別講義2、アジャイル開発手法特論、コラボレイティブ開発特論
  • マネジメント系科目群
    プロジェクトマネジメント特論1、プロジェクトマネジメント特論2、プロジェクトマネジメント特論3、プロジェクトマネジメント特別講義、情報システム特論1、情報ビジネス特別講義2、情報セキュリティ特別講義1
  • 情報システム学特別演習
    情報システム学特別演習1・2
  • 産業技術研究科科目群
    国際経営特論、国際開発特論、グローバルコミュニケーション特論、DESIGN[RE]THINKING、産業技術特別講義1・2、情報アクセラレータ特論1・2、デジタル価値共創特論1・2、DXサステナビリティ特論1・2
  • 選択必修科目群
    技術倫理、情報技術者倫理

IT系科目群

  • ネットワークシステム特別講義
    本講義では、数名の学生から成るプロジェクトにより、小規模ネットワークシステムを設計・構築しながら、ネットワークシステム構築プロセスの習得を目指す。3〜4 名でグループを構成し演習室に用意された実機とグローバル IP を使い、ルータ、公開サーバと、内部サーバの設定を通して汎用的なネットワーク構築プロセスを習得する。あらかじめ設定されたプロセスに沿って作業を行うことにより、ネットワークシステム構築プロジェクトを遂行する能力を身に付ける。また、設計、実装、テストなどの各工程を意識し、工程毎に要求品質を満足するアウトプット(ドキュメント)を提出する。なお、演習はサーバ演習室で行うが開催が不可能な場合はすべての授業を遠隔による授業に差し替えて実施する。
  • セキュアシステム管理運用特論
    情報セキュリティ上の脅威に対抗するためには、最新の情報セキュリティに関する情報を収集するとともに、平時 におけるシステムの状況を把握できるようにする等、日常的な運用作業での取り組みが有効である。本講義では、情報システムに対する攻撃を想定したシステム運用や事案発生時の対処方法について事例をあげながら紹介する。また、情報セキュリティに関するテーマでグループワークを行い、調査方法や対策等の提案も含めてプレゼンテーション形式で報告していただく。
  • IoT開発特論
    大規模システムや基幹システムの開発分野と同様に、IoT(Internet of things)が注目されている。近年では、IoT を支えるセンサーデバイスの低価格化、小型化、軽量化、省電力化や、多様化に加え、関連するクラウドや人工知能の進化により様々な技術が手軽に使えるようになっている。こうした背景から、スマートホーム、ロボットや、自動運転、教育や、介護などで IoT を使った様々なサービスが実現され、新しいサービスやシステムの実現が期待されている。本講義では、IoT や組込分野・各種ディバイスで用いられるソフトウェア及びハードウェア技術をプロトタイピン グにより習得する。試作基盤を使い実際にセンサーを動作させることにより実践的なスキルの習得を目指す。また、グループ ワークにより、サービスのアイデアの創出とプロトタイピングによる実装を行う。
  • システムプログラミング特論
    プログラミングを効率的に行うには、プログラミング言語及び開発環境の理解が不可欠である。数百のプログラミング言語が存在し、得手不得手がある。単独の言語であらゆる問題に対峙することは難しい。言語次第で、問題の扱い自体が変わる。また、実用のプログラムを実装する際、実行効率及び開発効率を考慮する必要がある。当科目では、各種のプログラミング言語(スクリプト言語等)と開発環境に関する講義及び演習からプログラミング技術を修得する。さらに、実行効率の改善のために、データ構造、アルゴリズム、計算量を扱う。優れたデータ構造及びアルゴリズムは実行効率を劇的に改善することができる。開発効率の改善のために、システムコール及びライブラリを活用した API プログラミングを扱う。API の活用は優れた先人のプログラミング成果の再利用に相当する。ライブラリの活用は実行効率及び移植効率にも効果がある。
  • ネットワーク特論
    我々の生活において、今やコンピュータネットワークは必要不可欠なものとなっており、様々なサービスの基盤として重要な役割を果たしている。本授業ではコンピュータネットワーク関連科目での学修に必要な基礎的知識の修得を主な目的として、コンピュータネットワークシステムの基礎について学ぶ。授業は講義と演習から構成されている。講義では、TCP/IP ネットワークおよび分散システムの基礎を中心に学ぶ。演習では、ネットワークプログラミングによる課題作製などを通して基礎的知識の定着を図る。ネットワークアプリケーションは分散システムを構成するものであるため、分散システムの観点からコンピュータネットワークシステムを理解することで、知識を利用する応用力、授業終了後の継続的学修の指針の獲得を目指す。
  • オブジェクト指向プログラミング特論
    オブジェクト指向(OO: Object Oriented)は、プログラムの複雑さに対処する手段として提案された概念で、この概念は現在では C++、Java、Python 等の多くのプログラミング言語に組み込まれている。特に、大規模ソフトウェアの設計、実装では、オブジェクト指向のプログラミングパラダイムによる再利用性、拡張性、保守性は不可欠である。当科目では、オブジェクト指向のプログラミングパラダイムに関する講義、オブジェクト指向のプログラミングに関する演習から、オブジェクト指向のプログラミング技術を修得する。また、先人たちの優れた成果「設計の型」であるデザインパターン、SOLID 原則を学ぶ。
  • システムソフトウェア特論
    近年、PC やスマートフォン、タブレットなどの端末の普及と、インターネットサービスの発展により、さまざまなビジネスシーンにおいて情報技術はなくてはならないものになった。その背景には、人とソフトウェア、ハードウェアの架け橋となるシステムソフトウェアの存在がある。システムソフトウェアを介すことで、端末の物理的違いを緩和し、ファイルやアプリとして仮想化した情報を提供できるようになる。こうしたシステムソフトウェアの仕組みを学び、利用法を身につけることは、情報処理技術者としての基礎を固める上で重要である。本科目では、システムソフトウェアの代表として OS(Operating System)、特にその本流にあたる Unix 互換 OS の仕組みを理解することで、コンピュータを効率的に利用できるようになることを目的とする。OS の利用場面を想定し、3 つの場面(一般利用、管理、開発)に合わせて座学及び演習を行う。一般利用では、OS のインストールからコマンドラインによる操作、シェルスクリプトによる作業の自動化について学ぶ。管理では、サーバへの通信、ユーザ・プロセスの管理、ハードウェアについて学ぶ。開発では、プログラミングの基礎、バージョン管理システムなどの共同開発ツールについて学ぶ。
  • 情報アーキテクチャ特論1
    情報アーキテクチャ領域の当カリキュラムでは、情報システム開発に関する各種の知識及びスキルを体系的に設計 された科目で学ぶことができるが、各科目は大学院レベルの講義であるため、相当の知識を前提としている。修学にあたって、知識の土台がしっかりしていれば、高いレベルで授業の内容を理解できる。また、IT 基礎知識の定着は、実際の情報システム開発でも不可欠である。当科目は、IT 関連の基礎知識の整理及び定着を目的に、離散数学、システム構成、戦略、アーキテクチャ等の情報アーキテクチャ領域の基礎にあたる内容を学ぶ。
  • 情報セキュリティ特論
    情報セキュリティは、暗号(共通鍵、公開鍵、デジタル署名、PKI)からネットワーク(データセキュリティ、ア プリケーションセキュリティ)、組織マネジメント(リスク分析、内部統制)、国際標準規格(ISMS、CC 認証)、法と倫理まで広範囲に渡る学際分野に関わる。当科目は、情報セキュリティの機能である「機密性、完全性、可用性」の観点から情報セキュリティ技術の知識体系及び情報セキュリティでの情報倫理を学ぶ。
  • OSS特論
    Linux カーネル、GNU ソフトウェア、Apache HTTP サーバに代表されるオープンソースソフトウェア(OSS)は、イ ンターネット基盤のサーバ類に広く普及していると同時に、2000 年ごろまでの古いソフトウェア産業を根底から変革してきた。当科目は、(1)OSS の思想、背景、歴史、(2)OSS の定義、使用許諾契約、(3)OSS の開発体制(バザールスタイル)、(4)OSS の事例、(5)OSS 関連の話題を扱う。
  • データベース特論
    今日の情報処理システムでは、扱うデータがより複雑かつ精密、膨大になる傾向が顕著であり、またデータ取得や更新の即時性などのユーザ要求も高まる一方である。そのため、データベースの理解が一層重要になっている。本科目では、データベース技術者が学ぶべきデータベースの基本知識の修得を目的とし、データベースの基礎としてリレーショナルデータモデル、論理設計、SQL、それらの背後にあるデータ格納方式、トランザクション、同時実行制御、障害回復について体系的に説明する。
  • データ分析特論
    現在、データ分析は幅広い分野で活用されており、その重要性はさらに高まっている。本講義では、データから 有用な知識・価値を発掘するデータ分析技術として、推定統計によるデータ分析の基本となる機械学習技術について、体系的な説明を行う。特に機械学習技術として、動作原理に加えて、データセットの処理をとおした具体的な動作および得られる結果を理解することで、実際のデータ分析の基礎を習得することを目指す。
  • データ分析実践特論
    現在、インターネットの発展にともなう経済や社会のデジタル化によりデータの生成が爆発的に増大しており、インターネットから取得できるデータ分析の重要性はさらに高まっている。本講義では、インターネットから取得できる様々な形態のデータを対象としたデータ分析技術について、基本となる機械学習技術に基づいた処理について解説する。自然言語のテキストからの知識獲得技術、画像の分類や異常検知など、技術内容の提示だけでなく、データの収集方式とデータの処理方法について演習を交えた講義を行う。
  • クラウドインフラ構築特論
    本授業では、サーバー演習室に設置された複数台の物理サーバーを用い、仮想化技術を基盤としたクラウドインフラの構築と活用について、講義および演習を通じて学ぶ。計算資源・ネットワーク・ストレージの抽象化、仮想マシンやコンテナの管理、可用性やセキュリティを考慮し たインフラ構成など、IaaS を支える基本的な仕組みとソフトウェアアーキテクチャの理解を主眼とする。演習では、仮想化基盤ソフトウェア Proxmox VE を用い、Web ベースの管理インタフェースおよび CLI を活用し ながら、仮想マシンやコンテナの作成・管理、仮想ネットワークおよびストレージ構成の設計を実践的に行う。さらに、授業後半では、構築したプライベートクラウド基盤上に簡単な Web サービスを設計・構築し、インフラ とアプリケーションの関係性や、実運用を想定したシステム活用の考え方について理解を深める。
  • データマネジメント特論
    社会や産業のデジタル化が進む中で、データそのものの価値も重要視されるようになっている。データ定義やデータマネジメントのありようは、様々な産業における企業活動や、研究機関の研究活動を写している。本講義では、様々な業界の企業や研究機関のデータについて学ぶことで、企業活動や研究活動におけるいわばビジネスモデルに触れる。更に、ビジネスモデル企画会議(グループワーク)により、データマネジメントに関する理解を深めていく。

科目群INDEX

エンタープライズ系科目群

  • コミュニケーション技術特論
    人間は関係性の生き物である。他者にわかりやすく伝え、理解してもらうことは、ビジネスパーソンは勿論、社会を構成する一員として極めて重要である。本講義では、様々なコミュニケーションの事例分析を踏まえ、ロジカルシンキング等のスキルとしてのコミュニケーションについて演習を通して学び、広くビジネスや学修で役立てるための実践力を身につける。
  • 情報アーキテクチャ特論2
    企業活動には常に変化することが求められる。適切な変化を遂げられない企業は存続することはできない。環境変 化及び市場や顧客のニーズに基づいて適切な活動を持続するために必要なソリューションを導くための活動がビジネスアナリシスである。IIBA(International Institute of Business Analysis TM)が策定した、世界で最も普及しているビジネスアナリシス体系であるBABOK ガイド(A Guide to the Business Analysis Body of Knowledge)に基づいたビジネスアナリスを理解するとともに、ビジネス・アナリストとしての基本スキルを身に付ける。
  • 情報アーキテクチャ特論3
    本授業では、情報システムにおけるソフトウェアシステムの構造や振る舞いを視覚的に表現するためのモデリング 手法について学ぶ。国際的に標準化されたモデリング言語であるUML(ISO/IEC 19505)、BPMN(ISO/IEC 19510)を中心としたオブジェクト指向モデリングの基本的な表記法とプロセスを体系的に解説する。この手法を身に付けるためには、モデル化対象領域の分析及び分析結果として得られる要素の総合、帰納的手法と演繹的手法の組み合わせ、抽象度や粒度の調整など、高度に知的な頭脳作業としての概念操作・概念構築の能力を涵養しなくてはならない。本授業では、まず、モデルを記述するための表記法について取り上げる。次に、具体的に情報システムのアーキテクチャを記述する演習を行う。これらを繰り返すことでモデリング能力の向上を図る。
  • 情報システム特論2
    将来、CXO、マネジメントとして自社のしごとの仕方を変えていこうする人、コンサルタントとしてのお客様 (企業)に BPR(Business Process Reengineering)を提案しようとする人が必要とする思考方法、発想法、考え方スキルを学ぶことを目的とする。各分野での現状の問題に対する事業開発・事業改革の提案・設計を行う。ビジネス環境の変化に伴い、ステークホルダーのニーズを満たすために新しい事業(仕事)のやり方が必要になる。テクノロジー(IT)の進歩が破壊的技術として今までできなかったことを可能にしている。それを活用した変化しつつあるビジネス環境に合った新しい事業設計を行い、現在の仕事のやり方のどこを変えるべきかを特定する。変えるべきことをマネジメントに説得するための論理を構成する。特定のマネジメントを対象に説得を目的としたプレゼンテーションを行う。与えられた事例に対して、チームで検討し、結果をプレゼンテーションする。3 つの事例を対象にする。1 チーム は 3~5 名で構成する。初回にチーム分けをするので履修者は必ず参加すること。初回のチーム分け完了以降での脱退(履修 放棄)及び履修追加は認めない。
  • 情報ビジネス特別講義1
    本授業では、情報ア―キテクトにとって特に重要な法律であると考えられる、個人データ保護、プライバシ―、情 報法、著作権法、会社法、金融商品取引法等の分野についての重要な基礎的知識について授業を行う。2003 年に日本で成立した個人情報保護法は、2015 年、2020 年、2021 年に大幅に改正された。2013 年に成立した番号法には我が国で初めて PIA 条項が設けられた。1995 年から適用された EU デ―タ保護指令(Data Protection Directive 95)に代わり 2018 年 5 月 25 日からEU 「一般デ—タ保護規則(General Data Protection Regulation: GDPR)が適用されている。これは欧州経済領域(European Economic Area:EEA 、EU 加盟国 28 カ国、ノルウェ―、アイスランド、リヒテンシュタイン)と個人デ―タをやり取りする日本のほとんどの企業や機関・団体が適用対象となり、同規則への違反行為には高額の制裁金が科されるリスクもある。本授業では、国内外の最新の立法動向を注視しつつ、ケ―スをとりあげるなどして、参加型の授業を行い、授業参加者の法的考え方の醸成に取り組む。
  • 情報ビジネス特別講義3
    企業活動でのIT 戦略及びマーケティングを効果的に活用していくマネジメント力が強く求められている。当科目では、IT 戦略、マーケティング等を体系的、実践的に学び、どのようにマネジメントするかを理解する。具体的には、STP、4P といった基本概念から始まり、競争戦略、商品開発、マーケティングリサーチ、マーケティングコミュニケーション等に触れていく。後半には、近年発達するデジタルマーケティングも考察する。特に実務での事例をベースに体系的に網羅された内容と演習によって、IT 戦略、マーケティングのマネジメント(幹部)、IT 担当役員(CIO)、事業担当役員、起業家としての役割を実践できる人材を養成する。
  • サービスサイエンス特論
    本講義では、人間の意思決定の不合理性、消費者の行動、産業心理学などの知見と研究事例からその特徴を明らかにする。サービス提供者が満足するのではなく、顧客が満足する姿を目標としたサービスや市場がのぞまれる。そこで、本講義においては、近年注目を集めているサービスと消費者行動、サービスサイエンス、サービスエコノミクス、サービスマーケティング、サービスマネジメントについて扱う。さらに、サービスプロフィットチェーンなどの従業員のモチベーション向上とカスタマーロイヤルティのサイクル、顧客経験と市場の理解についても論じる。また、これらをもとにして演習を個人・グループベースで行う。

科目群INDEX

システム開発系科目群

  • ソフトウェア工学特論
    高品質なソフトウェアを効率的に開発する手法や技法について体系的に学習する。まず主要なソフトウェア開発プロセスとして規範的プロセスとアジャイルプロセスをとりあげる。続いて開発プロセスの理解を踏まえ、ソフトウェアライフサイクルの主要なアクティビティにおいて必要とされる基本的な知識について学習する。主要な項目についてグループで議論を行うことで、理解を深める。以上の学習を通じて、ソフトウェア工学の重要な概念を体系的に把握し、ソフトウェア開発のリーダとしての素養を習得することを目指す。
  • フレームワーク開発特論
    実用的な Web アプリケーション開発においては、利用者が求めるシステムを探索的に学び、迅速に開発することが求められます。迅速に開発する方法の1つにフレームワークを使った開発がありますが、本講義では日本・米国・カナダなどの上場企業で多くの経済的価値を出している Web アプリケーションフレームワーク「Ruby on Rails」を用いて、SNS の設計と実装、プロダクト開発の基本を学んでいきます。
  • セキュアプログラミング特論
    インターネットが日常生活や企業での業務等に欠かせない社会基盤となり、多数のソフトウェアがネットワーク経 由で多くのユーザに利用されるようになった現在では、脆弱性を持つ情報システムに対する攻撃が年々深刻化している。本講義では、脆弱性を含まない安全なソフトウェアを開発するための技術及びノウハウを解説する。具体的には、C言語で開発されたソフトウェアについて、文字列操作、動的メモリ管理、ファイル入出力等にまつわる脆弱性の具体例を示し、静的解析ツール、動的解析ツール、アドレス空間配置のランダム化等を活用した脅威の緩和策を示す。
  • クラウドサーバ構築特論
    本授業では、Amazon Web Services (AWS) を活用し、クラウドサーバ構築のための知識及びスキルを修得することを目的とする。クラウドを使ったシステム設計の典型的な問題とそれに対応する解決策・設計方法について、AWS サービスを使ったハンスオン形式の演習を通して学習する。授業の進め方として、まずクラウドに関する一般的な知識や基本的な AWS サービスを修得し、クラウド環境の設計・構築方法についての概要を講義する。また、負荷分散や耐障害性の対策などクラウドの特徴を活かしたサーバ/インフラの構築方法の演習も行う。後半では、グループに分かれグループごとにテーマを設定し AWS サービスによる解決を目指す。
  • 情報セキュリティ特別講義2
    当科目は、セキュリティ機能を考慮したソフトウェア及びシステム開発を行うための国際標準規格 ISO/IEC15408 を基本とした情報セキュリティ機能の実装及び保証(セキュアシステムの設計手法)に関する実践技術を修得する。また、ISO/IEC 15408 の歴史的背景及びフレームワーク(制度)、IT セキュリティ評価及び認証制度も理解する。セキュアシステムの設計は形式言語の構造を持ち、国際標準規格 ISO/IEC15408 は専門用語を多用するため、専門用語の理解をし、実践技術を修得するため、ケーススタディ型の授業とする。
  • アジャイル開発手法特論
    近年のビジネス環境の変化の早さは、重厚長大な長期計画を陳腐化させ、ビジネスモデルやプロジェクト計画の有効期間を縮める一方である。このような状況に対応する必要から、変化する要求に対応しながらビジネスに柔軟に沿うことで価値を生み出す、アジャイルソフトウェア開発手法が脚光を浴びている。また集合知や実践知という考え方から、学習し成長する自己組織的なチームによる効果的なソフトウェア開発が求められている。この授業では、アジャイル開発のコアとなるアジャイルなチーム、価値の高いソフトウェアプロダクト、継続的に価値を提供する手法について、アジャイル開発手法の一つであるスクラムを中心に学ぶ。
  • コラボレイティブ開発特論
    本授業では、チームでのソフトウェア開発を円滑に進めるための協働スキルに重点を置く。演習では「mini-PBL(小規模プロジェクト型学習)」を行い、チームでの役割分担、意思決定、タスク管理など、共同作業を効率的に進めるための実践的な方法を学習する。また、アジャイル開発に代表される反復的な開発手法を取り入れ、短いサイクルで改善を重ねながらプロジェクトを推進する体験を通じて、柔軟な開発プロセスの理解を深める。加えて、協調的かつ自律的に行動できる開発チームのあり方についても学ぶ。特に、近年一般化しているリモート環境での共同作業を取り入れ、対面に依存しない分散チームでの開発プロセスを体験的に理解する。本授業の特徴として、ソフトウェア開発にゲームエンジン Unity を活用する点が挙げられる。Unity はマルチプ ラットフォーム対応の統合開発環境であり、直感的な UI 操作と豊富な標準ライブラリ、3D/2D 表現やインタラクション開発のしやすさを備える。これにより、初心者から経験者まで多様な背景を持つ学生が、効率的かつ創造的に開発に取り組むことができる。

科目群INDEX

マネジメント系科目群

  • プロジェクトマネジメント特論1
    当科目では、プロジェクトマネジメントの国際標準ISO21500、PMBOKガイド (第6版まで) に基づいて、プロジ ェクトマネジメントの基本を学ぶ。関連する演習によって、プロジェクトマネジメントの基本知識や手法等を習得する。
  • プロジェクトマネジメント特論2
    当科目では、大規模アジャイルのマネジメントについて、Scaled Agile 分野で最も利用されている SAFe® (Scaled Agile Framework)の事例をもとに具体的な手法について習得する。AI 対応への取組についても紹介する。
  • プロジェクトマネジメント特論3
    当科目では、プロジェクトマネジメントに適用できるコンフリクトマネジメント、リーダーシップ、動機づけ、コミュニケーション等の人間関係スキル、及びワークブレークダウンストラクチャ(WBS)、品質管理、見積もり手法等について、講義と演習を通して学習する。
  • プロジェクトマネジメント特別講義
    当科目では、シミュレータを使って、実際のプロジェクトに近い臨場感で、プロジェクト計画から実践までをプロ ジェクト・マネジャーの立場で疑似体験する。それによって、プロジェクトマネジメントの重要性、プロジェクト・マネジャーの役割、問題発生時の判断のポイントについて学習する。
  • 情報システム特論1
    IT サービスマネジメントは、ビジネス部門が必要とする適切な IT サービスを安定的に提供するための管理活動全般を指すものである。ビジネスが多様化する中で、IT 部門には、従来のシステムの開発・構築・運用という役割だけではなく、IT 部門の視点からビジネスを理解しそのビジネスの発展に貢献することが求められている。この背景を受け、IT サービスマネジメントの視点が欠かせなくなっている。これを実現する方法として、ITIL や DevOps が注目されている。本講義では、ITIL などのサービスマネジメント手法や、DevOps のような考え方をシステムエンジニアリングの国際的な標準をもとに解説するとともに、システムの総合信頼性や安全性といったサービス継続に不可欠な性質及び、その確認手法についての近年の動向を学修する。
  • 情報ビジネス特別講義2
    現在の企業環境を考えると、IT 従事者こそ、組織の戦略マネジメントと関連づけて、会計情報をどう活用するか、組織制度をどのように構築するかといったセンスを身につけておく必要がある。そうすることによって、IT 従事者自らがビジネス戦略へ大きな影響力を持つべきである。本講義では、組織の戦略をマネジメントする手法として、管理会計の手法を概観することによって、経営戦略の実行システムの構築やインタンジブルズ(無形の資産)のマネジメントについて学ぶ。
  • 情報セキュリティ特別講義1
    当科目は、国際標準規格 ISO/IEC 27001 を基本に、リスクマネジメント技法の修得、組織での情報セキュリティ マネジメントシステム(ISMS: Information Security Management System)体制を確立する手法、ISMS 適合性評価制度を講義とケーススタディから実践的に学ぶ。ケーススタディでは、会社組織でのセキュリティポリシーの設定から、リスク分析、管理策の適用等の手順を実際に行う。また、マネジメント規格の中核アプローチであるPDCA モデル、ISMS を構築する上で中核作業であるリスクマネジメント手法を学ぶ。

科目群INDEX

情報システム学特別演習

  • 情報システム学特別演習1・2
    ・PBL(Project Based Learning)は、数名の学生がチームとなり、1年かけてプロジェクトに取り組む中で、実社会で真に役立つコンピテンシー(業務遂行能力)を獲得するプログラムです。イノベーションに重要な問題発見力や問題提起力、問題解決力などを身につけた人材を育成するために有効な教育手法です。
    ・PBL 型教育とは、実社会で即戦力として活躍できる人材を育成するために有効な教育手法であり、数名の学生が、明確な目標を掲げ、できるだけ実際の業務の内容に近い 1 つのプロジェクトを完成させていくプロセスの中で、実社会で真に役立つスキルやノウハウを修得していくというものです。
    ・情報システム学特別演習 1 は教員指導によるプロジェクトを実行する。情報システム学特別演習 2 は情報システム学特別演習 1 と同様に教員指導によるプロジェクトを実行する。各プロジェクトはPBL 型であり、学生が主体的に活動することで、コンピテンシー(業務遂行能力)を修得する。各プロジェクトの内容は、別途配布する「PBL プロジェクト説明書」を参照のこと。

科目群INDEX

産業技術研究科科目群

  • 国際経営特論
    この講義は、学習者が、現下のグローバル・サウスが進める「リープフロッグ型」という人類史上初の発展戦略の内容と、それが指し示す今後の方向性を正確に理解するために必要な新しい理論、モデルを紹介するとともに、実際に受講生がそれらの理論、モデルに依拠したグローバル・サウスにおける起業、ビジネス案構築の演習を行うことにより、適切な実務能力を獲得することを目的とする。具体的には、講義により特に以下の点に関する知見を獲得することができる。

    1.地域機構及び FTA(Free Trade Agreement)/EPA(Economic Partnership Agreement)等、日々ニュースを賑わす現下の世界経済の重要な動きに関する適切な理解

    2 .本学が誇るグローバル・ネットワーク(例えば、ASEAN+日中韓印の大学のネットワークである APEN(Asia Professional Education Network)、AIIT 経営倫理研究所(ERISE)が毎年世界数十か国以上で開催している共催セミナー等)を全面的に活用したアジア/アフリカの現状と発展戦略に関する適切な理解

    3.現下のビジネス(プロジェクト)に適用な最先端のファイナンス手法、特に開発ファイナンス及び PPP(Public Private Partnership)に関する他を先んじた理解

    さらに演習により、

    4.アジア/アフリカにおけるビジネス(プロジェクト)遂行のための基礎的企画立案能力

    を獲得することができる。

  • 国際開発特論
    この講義は、学習者が、今日の発展途上国の発展問題についての理解を深め、開発援助の手法についての実務的な能力を身に付け、さらには具体的な開発援助プロジェクトを企画立案できる能力を獲得することを目的とする。具体的には、学習者はこの授業を通じて以下の知識や能力を習得できる。

    1. 開発援助の基礎的概念と、新古典派経済成長理論に基づく通常の開発経済学上の基礎を理解する(第1の内容)。

    2. 「リープフロッグ型」発展戦略を前提とする新しい開発援助の捉え方を理解し、具体的な開発援助プロジェクトに関する実務的な 企画立案能力を獲得する。(第2の内容)

    3.さらに、開発援助のファイナンス面についての実務的知識を獲得し、開発援助を開発ファイナンスという特殊な「カネの流れ」として理解し、ビジネス機会を捉える能力を獲得する(第3の内容)。

  • グローバルコミュニケーション特論
    本講義の目的は明確である。受講者に、国際場裡でこれから世界を相手に闘って、勝てるようになって欲しい。ビジネスでも、外交でも、政治でも、国際場裡で自国民が外国人に負けまくっている状態では国家の発展はない。そのため、国際場裡での闘いにおいて「勝てる」ようになるために必要な能力として、第1に、現下の国際情勢に関する鋭敏な理解力、第2に、今後の世界の動向を俯瞰する文明史的視座の理解力、第3にディベート能力、すなわち世界で外国のライバルを相手に議論で「勝つ」能力を付与する。
  • DESIGN[RE]THINKING
    デザイン思考が「学生/従業員の誰もが創造力を発揮できるようになるお手軽な解決法」として過大に宣伝されてきた反動か、Jen によって、デザイン思考は批評 critique が欠如しているために bullshit であると批判されて以降、デザイン思考をポジティブに捉えるまともな言説はほとんど見なくなった。本科目では、簡易的なデザイン思考ワークショップだけではよいデザインを生み出す訓練には到底足りないが、デザイン思考の基礎は最低限習得しておくべきだという立場をとる。つまり、デザイン思考は時代遅れなのではなく、それだけでは用途の限定される平凡な道具であるが、この平凡な道具を使いこなせずにデザインをするのもまた難しいと解釈する。まずデザイン思考にとどまらないデザインの広がりを紹介し、文献レビューを通して議論を深める。続いて、デザイン思考に欠けているとされる「批評」のプロセスを本学の PBL 型特別演習科目の成果に対して適用する。最終的に、興味のある Project Team の前年度成果発表を批判的に評価したうえで、改善策を提案する。
  • 産業技術特別講義1
    本講義は、情報アーキテクチャ、事業設計工学、創造技術の3コースの学生が混成グループを形成し、人間中心デザイン(Human-Centered Design, HCD)の原則を実践的に学ぶ演習科目です。急速に進展するデジタル社会において、エンジニアリング、ビジネス、デザインという異なる専門性を持つメンバーが協調し、以下のテーマを軸に「社会に受け入れられる新しい価値」を共創します:

    1. 多角的な視点による課題解決:各コースの強みを活かしたユーザーリサーチと分析。
    2. 生成AI の統合によるプロセス革新: AI を活用した効率的なデザインとプロトタイピング。
    3. ビジネスと技術とデザインの融合:実行可能性(技術)、継続可能性(ビジネス)、魅力(デザイン)を兼ね備 えたソリューション提案。
    受講者は、多様な背景を持つメンバーとの議論を通じて、単一の専門領域を超えた批判的思考と創造的な問題解決スキルを磨きます。

  • 産業技術特別講義2
    当科目は大規模言語モデル(LLM)の理論と基本的な実装方法を扱う。LLM は産業社会に大きな進歩をもたらし、幅広い業種で活用されている。一般的な質問応答タスクにとどまらず 、多様な目的で用いられる。テキスト分析や既存データの可用性改善、システム制御用コンポーネント用途でも利用される。LLM は高度な指示追従能力により柔軟な対応能力を情報システムに付加する。それにより提供可能なサービスの幅を広げる意義を持つ。当科目では LLM について体系的に理解できるよう説明する。LLM をプロダクト開発に応用するための実用的な手法に重点をおく。プログラミングの解説では Python を扱う。
  • 情報アクセラレータ特論1
    本講義では、情報技術を活用して起業・創業に必要な基本的知識と技術を学ぶ。デザイン思考やカスタマージャー ニーといった手法を通じて、顧客のニーズを的確に把握し、ユーザー中心の発想法を養う。さらに、ノーコード・ローコードツールを活用し、簡易的なプロトタイプを作成することで、アイデアを素早く形にするスキルを体験的に習得する。情報技術を取り入れることで、起業プロセスの効率化を図り、迅速な仮説検証を実現することを目指す。また、グループ演習やフィードバックを通じて、新たな視点を発見しながら、自らの可能性を広げるきっかけを提供する。起業に興味がある初心者や基礎を固めたい者に最適な内容である。
  • 情報アクセラレータ特論2
    本講義では、「情報アクセラレータ特論1」で習得した情報技術や生成 AI、データ分析、DX(デジタルトランス フォーメーション)に関する知識を活用し、新規事業創出や起業に必要な実践的スキルを習得する。ノーコード・ローコードツールを用いたプロトタイプ作成、仮説検証、ユーザーテストや市場調査を通じて、アイデアを迅速に形にし、市場適合性を検証する。また、VC(ベンチャーキャピタル)へのピッチを模擬体験し、効果的な提案スキルを磨く。グループワークを中心に進行し、教員のフィードバックを活かしながら、最終的に事業計画とプロトタイプの完成を目指す。
  • デジタル価値共創特論1
    • 本講義はデジタル時代における「価値創造の方法論」を教授するものであり、大きく「講義」と「チーム演習課題」のパートによって構成される。

    • 主な内容は「共創」の概念を整理し、「創造性」「価値創造」を定義し、デジタル手法を身につける上で忘れては ならない「感性と身体性」「直感と理論」といった対の概念の知識を身につける。

    • 未来の価値創造に必要な「未来想定」から「提供価値の企画立案」までのプロセスを紹介し、それを参考にチームワーキングによる提供価値を共創でデザインする。

    • チームワーキングテーマ:「タカシマ先生と考える東京のタマシマの未来」
      10 年先くらいの東京の「多摩」「島」地域の未来を想定し、そこに生活する人に「喜び」「幸せ」を与える「価値」を創造する。 https://tamashima.tokyo
      *リンクは観光サイトであるが、この授業でのテーマは観光領域を考えなくても良い。

  • デジタル価値共創特論2
    • 本講義は、デジタルかつグローバル時代における「多様な価値協調論」を教授するものであり、大きく「講義」 と「チーム演習課題」のパートによって構成される。

    • 本講義は様々なクライアントと共にクリエイティブ活動を行ってきた人や外国人として外国でクリエイティブ活動 を行ってきた人の具体的な経験を通し、多様的価値の意味と有用性の理解を深め自分形の考えを構築する。

    • 未来の価値創造に必要な「未来想定」から「提供価値の企画立案」までのプロセスを紹介し、それを参考に後半は様々な経験を持つメンバーとのチームワーキングにより提供価値を創出する。

    • チームワーキングテーマ:「担当教員と考える東京のタマシマの未来」

      10 年先くらいの東京の「多摩」「島」地域の未来を想定し、そこに生活する人に「喜び」「幸せ」を与える「価値」を創造する。 https://tamashima.tokyo
      *リンクは観光サイトであるが、この授業でのテーマは観光領域を考えなくても良い。

  • DXサステナビリティ特論1
    複雑さ・不確実さを増す事業環境下、既存事業の延長のみで企業収益や企業価値の継続が将来共に約束されるとは 考え難い。大量の賃貸資産等を有する大手不動産会社といえども例外ではなく、既存事業の進化・拡張や新事業の創出により持続的成長を図る必要がある。不動産開発事業を題材に、顧客の課題やサステナビリティなどの社会課題と自社の強みを組み合わせ事業の進化 や創発をする事例の、考察や分析をおこなう。「不確実性から始まる」ともいわれる不動産開発事業は、流動的で途中は上手くいかないことも多く、リスク(振れ幅)と曖昧さに対峙しなければならない起業家の世界に通ずる。市場の選択、事業計画、製品・設計、生産管理、販売、管理・運営など一連の事業プロセスでの意思決定を支える価値観と、事業をマネジメントする手法や心構えを学ぶ。
  • DXサステナビリティ特論2
    競合他社のものに比べ付加価値の高い商品やサービスを提供する「差別化」は、事業の収益性を高めるだけでな く、新規事業を展開する上でも有用な戦略である。顧客や社会にとって意味のある課題の発見と解決のために、技術やサービスの実証・実装・商品化を行う活動と、それを支える人材や社内外連携などについて、実例の考察と分析を通して学ぶ。サステナビリティの取り組みと企業価値向上の両立や、現在進められているDX化の活用についても考察する。

科目群INDEX

選択必修科目群

  • 技術倫理
    ものづくりアーキテクトは間違いのない意思決定をする必要がある。このような意思決定の際、技術倫理に関係する問題について判断できるようになるためには、倫理問題についての理解を深める必要がある。特に、事前に起こりうる問題を想定して、予めその回答を用意するトレーニングを通じて技術倫理に関係する問題解決能力を取得することを目標として授業を設計している。受講者には討論への参加、演習課題についてレポートの提出、自ら探した事例についてのプレゼンテーションを求める。
  • 情報技術者倫理
    生成 AI やネット技術が高度化する中、この科目では、「何故、情報技術者に倫理観が必要なのか」といった問いかけから、情報技術者に関係する各種法令やガイドライン、ルール、マナー、エチケットが構成されてきたことを確認し、その重要性や社会的背景を考慮しながら、自らの業務にどのように適用させるべきかを考え、グループで検討する。また、この科目で検討していく内容は、システム開発者や情報化の推進者として様々なジレンマに直面することがあるが、これらの事象は、情報技術の発展が定着したビジネスルールと相反するものがあり、どの様に解決すべきか、常に倫理的に考えていく必要がある。講義の進め方は、1 週間の中で都合の良い時間に Web 教材による事前学習を行い、大学院でのハイフレックス・オンタイムによるとグループディスカッションによって考えを深化させ、その成果を導く「ブレンデッド・ラーニング」とする。

科目群INDEX

PAGE TOP