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制度を味方に無理なく学ぶ。学びを社内に広げ現場を変える
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情報アーキテクチャコース (2025年8月取材)

田辺蘭子さん (2024年3月修了)

長期履修と単位バンク制度で見えた道筋

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ITや情報アーキテクトを整理して学び直したいと考えていたとき、Webで調べ物をしていてAIITを知りました。社会人向けに 平日夜間や土曜開講があり、オンライン受講の仕組みも整っている 点に魅力を感じました。
決め手となったのは、 長期履修制度とAIIT単位バンク制度 教育訓練給付金 は対象外となりますが、長期履修制度を利用すれば3年間での修了が可能で、追加費用もかかりません。
本入学前には単位バンク制度を利用し、授業を実際に履修しました。学習のレベルや分量を事前に体感できたことに加え、在学生の先輩から PBL(Project Based Learning) の具体的な話を聞けたのも大きなメリットでした。入学後の学びをイメージしやすくなり、不安の解消につながっています。

知識を体系化し実務に応用

所属は 情報アーキテクチャコース で、ストラテジストのディプロマを取得。プロジェクトマネジメントや情報セキュリティに関する授業を中心に履修し、経験で得てきた知識を体系的に整理できたのは大きな成果でした。
特にプロジェクトマネジメントの学びは実務に直結しています。例えば、プロジェクトマネジメントの概念や方法論はIT部門では理解されていても、他の部門では十分に浸透していないようなことがあります。AIITで学んだことを社内で共有することで、改善提案やプロセスの見直しにつなげられるようになりました。
大学の施設では、 図書館 をよく利用しました。専門書だけでなく幅広い分野の本が揃っていて、偶然の出会いが新しい発想の起点になることもあります。

PBLで体感した試行錯誤の価値

PBLではプロジェクトマネジメントをテーマに、異なるバックグラウンドや年代の仲間と協働しました。利害関係のない立場だからこそ意見がぶつかり、調整に苦労することもありましたが、その過程で合意形成やチーム運営の力が磨かれたと感じています。
研究成果は海外での学会での発表にもつながりました。海外発表は初めてで大きなプレッシャーもありましたが、やり遂げた時は達成感がありました。PBLは論文のように知識を積み重ねる場ではなく、失敗や試行錯誤を通じて実践的な力を養える環境だと実感しています。
制度を活用して無理なく続けられたこと、そして学会発表まで踏み出せたことは大きな転機です。AIITでの学びはキャリアを整理するだけでなく、次の一歩を踏み出す力につながっています。

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