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株式会社丹青社に本学 金箱淳一助教が開発したTouch the sound picnic(タッチ・ザ・サウンド・ピクニック)が期間常設されています

2018年11月1日

丹青社展示の様子の画像
丹青社展示の様子

 本学創造技術専攻の金箱淳一助教が開発した振動呈示デバイス「Touch the sound picnic(タッチ・ザ・サウンド・ピクニック)[1]」が株式会社丹青社のレセプションエリアに11月1日(木)~12月27日(木)の期間限定で常設されています。
 株式会社丹青社は、「ユニバーサルキャンプ in 八丈島」を共催し、全役員・社員を対象にダイバーシティを学び、体験する研修を実施するなど、人間とその価値観の多様性を尊重し、ユニバーサルな社会の実現を目指しています[2]。その一環として、レセプションエリアにて社内外の方々がユニバーサルデザイン(UD)に基づいたアイテムを体験する事でUDを業務活動の中に浸透させることを目的に展示を行っています。
 タッチザサウンドピクニックは応答性の高いアクチュエータにより音声の抑揚を感じることができるデバイスで、美術館・コンサートホール・映画館での利用を想定し、現在は展示活動を[3]を中心に利用者に対するヒアリングが行われています。今回の展示は金箱助教が進める聴覚障害者に対する振動による音提示の取り組み(共遊楽器)に対し、様々な方に触れてもらいたいとの意見から実現しました。タッチ・ザ・サウンド・ピクニックは東京藝術大学との音楽鑑賞ワークショップ[4]を含め様々な利用ケースを想定しており、実証実験のフィールドが広がりつつあります。今回の期間常設を機に、性能の向上及び量産に向けた仕様の検討を行っていきます。

(11月3日追記)期間中の作品体験については、丹青社の担当(西岡さん)がご案内させていただきます。体験希望の方は事前に下記アドレスにご連絡いただき、日時の調整をお願いいたします。
knishioka@tanseisha.co.jp

「Touch the sound picnic(タッチ・ザ・サウンド・ピクニック)」
・デバイス開発・ワークショップ企画 金箱淳一(本学助教)
・協力:JST-ACCEL「身体性メディアプロジェクト」、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科

本件に関する問い合わせは下記よりお願いいたします。
kanebako-j@aiit.ac.jp

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